「ダブデカ」オールナイト上映の時間だ!三上哲&天崎滉平、3カ月越しで待望の日
アニメ「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」のオールナイト全話上映会が、去る1月11日から12日にかけて東京・TOHOシネマズ新宿で開催。上映会前のトークショーには、ダグ役の三上哲、キリル役の天崎滉平が登壇した。
イベントは22時開始だったため、三上は「こんな遅い時間に来て大丈夫ですか? 怒られない?」と心配そうに。天崎は「このオールイベント上映会は昨年10月12日に行われる予定でしたが、台風の影響で中止になっていたものです」と説明し、「第1話放送のときに『&CAST!!!』で生配信をしましたけど、その日も台風でしたが、今回は無事に開催できてよかったです」と微笑む。
ここから三上と天崎は、これまで行われた「ダブデカ」のイベントを時系列順に振り返っていく。まず最初は、2018年9月開催の「サンライズフェスティバル2018光焔」スペシャルトークステージについて。三上が「このとき、『DOUBLE DECKER!』を初めて皆さんが観たんですよね。俺らも最前列で観てましたけど、スクリーンより後ろの反応が気になっちゃって」と言うと、天崎も「いやあ、すごくわかります!」と同意。天崎は「自分の主演作であり、ずっと楽しみにしてたものを皆さんと一緒に観ることができてアツかったですね」と振り返る。
続いては2018年10月に参加した、BANDAI SPIRITSによる大人向けコレクターズアイテムが並ぶ「TAMASHII NATION 2018 -青の衝撃-」の話題に。三上は「あのときに古田(丈司)監督が、『第5話でダグにとってキリルが必要ということがわかる』『2人の関係性に変貌が見える』と言っていたのが印象に残ってますね」と述べた。
2018年12月開催の最終話先行上映会について、三上は「エンディングのときに皆さんが手拍子してくれてグッときましたね」とコメント。天崎は「僕の中では、こんなに最終話まで観てよかったって思える作品ってなかなかないと思っていて。それに関わることができて本当によかったです」と感慨深そうに語る。また三上が「ダグが『挟まった!』と言うシーンで笑いが起きたのが衝撃的でした。だって危ないシーンじゃん。まあ、それが『DOUBLE DECKER!』なのかなあと思いました」と言うと、天崎も「作品が積み重ねたものですね(笑)」と頷いた。
また2018年12月末にトークイベントを行った「ジャンプフェスタ2019」のパートでは、スクリーンにマモル君の着ぐるみとキャラクター衣装を着用した2人の写真をスクリーンに投影。2019年2月に行われた「ファン感謝祭~ライブ付応援上映~」については、天崎が「ライブをさせていただいたんですが、生バンドで歌うのは初めてでした。しかも演奏は霧雨(アンダーテイカー)さんっていう貴重な体験でした」と振り返る。三上は「歌ったね。でも『Don’t think, feel so good』はまだ歌ってないからね。俺も『Gunpowder Ballad』は歌わなかったし、いつか披露できる機会があればいいな。SEVEN-Oのメンバーみんなでも歌ったりしたいよね」と口にすると、天崎も「やりたいですね!」と乗り気に。三上は「なんだったら(SEVEN-Oを退職し、バーテンダーになった)デリックも呼んでね」と夢を広げた。
次は2019年3月開催の「EXTRA一挙上映会」のパートへ移る。三上がスクリーンに映された自分と天崎の写真を見て「あ、ハグしてる! やーらしい!(笑)」と言うと、天崎は「三上さんからしてくださったんですからね!?」とすぐさまツッコミ。三上が「嫌だった? 臭かった?」と聞くと、天崎は「そんなことないです! 皆さん、三上さんっていい匂いするんですよ……」と伝える。また天崎は「それこそ僕は、今だにキリルの香水つけてますよ」と「DOUBLE DECKER!」のキャラクターをイメージして調合された「DD!フレグランス」を愛用していることを明らかに。ファンと直接触れ合った「EXTRA」パッケージお渡し会の話題でも、三上から「あのときも香水を振りまいてね。追い香水とか言ってたら、匂いが会場に充満しちゃってね(笑)」と回想した。
イベントでは2人がくじを引き、「DOUBLE DECKER!」グッズを来場者にプレゼントする抽選会も実施。最後に天崎は「僕自身どうしてもやりたかったオールナイトイベントが実現して、また『ダブデカ』の話ができてうれしかったです。応援してくださる方がいる限り、ダグやキリルは生き続けるんだなと思います。僕も『ダブデカ』を愛し続けるので、皆さんもこれからも好きでいてください」と挨拶し、三上は「まだまだこの作品にはポテンシャルがあって、もっと皆さんに認めてもらえるはずです。ぜひ皆さんの力で、ネズミ講式で広めていってください(笑)」とジョークを交えてアピールする。最後はダグのセリフ「薬の時間だ」という掛け声の後、会場全体で「だー!」と言って締めることに。見事な掛け合いを見せた後、三上が「オールナイト上映の時間だ!」と煽り、2人は会場を後にした。
※天崎滉平の崎は立つ崎が正式表記。
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